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我が家のにゃんこ達

愛する我が子たちのご紹介です。
これでも省略しましたが、その子についてたくさんお伝えしたいので長くなりました…
よろしくどぉぞ(_ _*))

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梅錦【うめにしき】       TICA RW.SGC.    Klavierspiel Umenisiki of Umechante / Female

2022-2023   TICA AE Region
13th Best Cat Of The Year / 5th Best Shorthair Cat Of The Year
Best Russian Blue Of The Year

愛称 ウメコ、うめこん、こんちゃん

愛媛県から迎えたので愛媛の地酒から名をいただきました。実は襲名二代目の梅錦です(初代はブログで紹介)。

お目目の大きい美人さんです。写真では分かりにくいのですが、思わず吸い込まれてしまいそうな、中心に向かって濃く深くなっていく、とても綺麗なエメラルドグリーンの目をしています。

彼女は非常に頭が良く、人の言葉もしっかり理解しています。生後3ヶ月の頃から初見の猫ドアを数秒で一発クリア、遠くの部屋で名前を呼んだらすぐ来る、そして教えてもないのに“持ってこい遊び“が出来、遊びたいおもちゃは自分で選んで手元に運んできました。頭を撫でてもらいたい時は手の平に向かってジャンプしてきます。彼女のジャンプなでなでを真似して、我が家の子たちはみんなジャンプしてくる様になりました。

血は繋がりませんがお兄ちゃんと慕っている梅太郎が大好き。梅太郎以外の猫にはあまり興味が無いのか、他の猫たちは下僕と思っている模様で女王様気質です。べっぴんさんだね~と話し掛けると目を細めます。

キャットショーには、コロナの影響もあってキツンクラス(子猫部門)は断念しました。なのでデビューは若干遅かったです。
女の子ですからあまり無理もさせたくなかったので、TICAでSGC(最高タイトル)を取得できたら引く予定でいました。22年末に晴れてSGCを獲得したのでそこで卒業するつもりでしたが、年初のショーにエントリー済だったので、そこまでは行くか…という所で引きました。 その時点で世界のロシアンブルーの中では猫種の3位に付けていたのでちょっと勿体なかったですが(その後アメリカの大御所さんのロシに見事に抜かれました笑)、猫ファーストに考えるならここで引いてママ準備に入ってもらう事が最善と考えました。それでも猫種の中で世界4位でフィニッシュ出来たので、短い期間だった割にとても頑張ってくれたと思います。それと、ちょうど年初にしっかりした初ヒートが来たのでコンディションも崩れだし笑 今思えば諸々の判断が正解だったかと思います。 

ほんの数ヶ月間と少ないショー回数ではありましたが、2022-23のアジアアワードでは総合13位、短毛種の中では5位、そして名誉あるベストロシアンブルー(猫種の1位)という結果を残してくれました。遠方までショーに付き合ってくれたウメコに、心から感謝を表します。

ショー引退後すぐに出産も可哀想ですから、はくちゃんにバトンタッチしてのんびり過ごしてもらい、充分な休息の後 このたび晴れてご懐妊されました。
お陰様で元気満開で、心穏やかに子育てに励んでくれています。


美人で気が強いウメコ、彼女は最高です。
芸能人で例えて言うなら北川景子ってとこでしょうか。

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飛梅【とびうめ】            CFA CH.    Supersmile Tobiume of Umechante / Male

愛称 トビヲ、とび君、くねお、あんぽん、どん・くさお 、うんち君 など多数

 彼の名は、夫婦ともに さだまさしさんのファンで、「飛梅」という歌からいただきました。この曲は学問の神様・菅原道真公の飛梅伝説を歌ったもので、家業が進学塾なのでいずれ男の子を迎えたら付けようと前々から思っていた名前でした。

 彼は梅錦のお婿様として我が家にお迎えしました。シリアスな歌の内容とは真逆の、お調子者でドジっ子の彼は 愛すべきキャラクターで、親しみを込めて“あんぽんたん”と呼んでます。寂しん坊の甘えん坊で、甘える時はクネクネになります。構ってちゃんで廊下に良く落ちてます。そして、とても食いしん坊ですが食べ方がヘタクソなので散らかします。

 何か悪さをして怒られても秒で忘れるので、ある意味打たれ強い性格。食に対して貪欲で、ご飯の音らしき気配が少しでもすると、どんなに離れた部屋で熟睡しててもドリフトでコーナーを曲がりながら走って来ます。ご飯と聞き間違う音を出さない様にしないとすぐに飛んでくるので、まさに名は体をあらわす、飛んだ梅です。

 よく知った人間にはクネクネ甘えまくりますが、基本は怖がりさんでビビり散らかします。家のチャイムが鳴ろうものなら、周囲のものをなぎ倒してトンズラ、お風呂のアラームが鳴ってもトンズラ、他の猫の走る音にビビってトンズラ。
 知らない人が来ると遠くの部屋で隅っこに隠れているか、カドラーの下に潜ってます。ただ、神経質な訳ではないので時間が経てば出てきます。そして食に情熱があるので、ご飯の気配がするとおずおずと出てきます。

 結構ひどい書き方になってますが、いじられキャラですので笑 我が家のムードメーカーで皆から愛されてます。ですが他の猫たちには明るすぎる性格が若干ウザがられて集会には参加させてもらえません。しかし彼はハミゴにされても、生来の陽気さで全く意に介していません。不憫に思うと同時にそこがまた、カワイイ。


お調子者の彼は、芸能人で例えて言うならムロツヨシ。

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白梅【はくばい】       TICA RW.SGC.    Klavierspiel Hakubai of  Umechante / Female

2022-2023   TICA AE Region
7th Best Kitten Of The Year
Best Russian Blue Kitten Of The Year

2023-2024   TICA AE Region
8th Best Cat Of The Year
5th Best Shorthair Cat Of The Year
Best Russian Blue Of The Year


 

愛称 はくちゃん、ハク

彼女の名の由来も、家業の進学塾によるものです。京都の北野天満宮(道真公を祀る天神社の総本社)がある地名、北野白梅町から名をいただきました。

当初は親ブリーダーからのお試し預かりでした。しかし、来る前から我が家の子になるであろう事はなんとなく予想が付いていたので、梅の付くお名前を付けてもらっていました。我が家はケージを使用しないので、他の子との相性もありますしその辺を心配していましたが、すぐに馴染んでキュートな彼女に主人も私もメロメロで。お預かりして間もなく、晴れて我が家に仲間入り。それ以降は一番エラソーにしています。

生粋のお転婆さん。いたずらっ子で天真爛漫、そしておしゃべり好き。The 女子!って感じの子です。来た時はなんておとなしい子だろうと感心したものですが、文字通り猫を被っていました。来て3日目には本領発揮、お気に入りだったガラスのティーポットは口で引きずって割られ、おもちゃは遊び倒して徹底的に壊し、キャリーに入れたら出せと大暴れ。走り回って私が飲んでるコーヒー(手に持ってた)に後ろ足を突っ込まれた時は驚きを通り越して爆笑でした。ちなみにこの出来事は子猫の時ではありません。幸い深いダブルコートが彼女を守ってくれて怪我ひとつしませんでしたが、料理中に火を使っていても“遊んで~”と飛びついてくるので目が離せません。キッチンに立つ時は、ネズミ等の小さなおもちゃを数個、廊下や別の部屋に投げ込んでおきます。それを探して持ってくるので時間を稼ぎ、その間に料理をしています。 はくちゃんが来てから、あぁ忙しい。

彼女の一番の特徴は深いダブルコートです。尾がロシにしては太く見えるかも知れませんが、これもコートの厚みによるもので、触ればそれが良く分かります。
写真は生後5ヶ月時のものですが、比較的早い段階で目色も上がって来たので、それが良く分かる写真を選びました。
よく食べる割にボディは少し小さめですが、全体的にバランスの良い猫さんです。名の通り白い梅の花の如く、小柄な彼女が私はとても美しいと思っています。

梅錦と同じお里だからか、彼女も教えずとも“持ってこい遊び”は完璧で、自分より大きなサイズの猫じゃらしも色んな部屋からせっせと運んで来ます。最近は野良猫よろしくゴミ箱漁りが趣味の様で、自分で気に入ったゴミをゴミ箱から選抜し、遊べと持って来ます。おちおちゴミも捨てられないです。
まぁでも、年齢的にそろそろ落ち着くと思います。

子猫時代でのショー出陳は4ヶ月しかありませんが、遠方だという事もあり全てのショーには参加出来ませんでした。
ですが、2022-23アジアアワードではキツン(子猫)クラスにて総合7位、短毛種の中では2位、そしてベストロシアンブルーキツン(猫種の子猫1位)というとても素晴らしい成績でフィニッシュできました。

シーズンエンドに近い3月は本職の方が忙しい時期でもありましたので、うっかり名義変更が遅れてしまい親ブリーダーさんのお名前での表彰となりましたが、私としては師匠に花を持たせられるのでかえってその方が好都合、いずれにせよ白梅が表彰される事に変わりは無いので大満足です。 この名誉を有難く頂戴致しますと共に、まだ小さいのにこんなに頑張ってくれたはくちゃんに、大いなる拍手を送りたいと思います。


お目々が大きく天真爛漫な彼女は 芸能人で例えると、浜崎あゆみ。

写真 2024-05-07 17 20 11 (1).jpg

梅酒【うめ~~っしゅ】       TICA SGC.    Umechante Umeeeesshu / Female

愛称 うめしゅ、うめちゅ、しゅ~~~、あぽちゃん、あんぽんうめしゅ

 梅酒は我が家で生まれた飛梅と梅錦のファーストリッター、つまり初めての子です。子猫紹介のブログでも登場していました三姉妹キャンディーズの次女にあたります。

ウメコが出産した最初の子は一匹残すつもりでした。最後の最後まで長女のリリー(幼名ラン)とどちらを残そうか悩んだ結果、梅酒を残すことにしました。理由は幾つかありました。ひとつは、残す子はもちろん今後繁殖ラインに乗せるつもりですので、タイプの良さや性格など全体のバランスを重視した結果ですが、何より梅酒は父猫のトビヲにそっくりだったこと。お顔もそうですが、ちょっとあんぽんたんな所など瓜二つで、天真爛漫でおっちょこちょいな彼女は、叔母にあたるはくちゃんとも大の仲良し。うちに残ってもみんなと上手くやっていくだろうと。実際マイペースで毎日生きてます笑

母猫のウメコは子離れも早く、生後三ヶ月のまだまだ甘えたい盛りの頃にあまり相手にされなくなり、叔母のはくちゃんが良く面倒を見てくれました。はくちゃんの子か?と言うほど常に一緒にいて、いっぱい遊んでもらって育ちました。

そんな経緯もあって、はく姉ちゃんが大好き。

ただその頃、はくちゃんはショーシーズン真っ只中。大体の週末はショーに出掛けてしまうのを寂しくて寂しくて、とうとう付いていくと言いだしました。出掛ける寸前のキャリーにはくちゃんは嫌がって入らないのに、梅酒は先に入って出てこない。もうそんなに行きたいなら連れてくか!とキツンクラスでデビューしました。初めてのショーでは、姉妹でもあるリリーさんと一緒で久しぶりの再会でした。その後もちょくちょくリリーさんとはショー会場で会ってます。

そんなこんなで梅酒ははくちゃんの引き立て役としてショーに通う日々を過ごしてます。人が好きすぎて、審査中もジャッジさんにへばりつき、苦笑いされながらもそこそこ頑張って参戦してます。はくちゃんが引退した後、本格的にショーに出陳予定ですが、果たして大好きな叔母がいなくても賢くできるのか心配な今日この頃です。

​できの悪い子ほど可愛いの典型で、毎日梅酒には笑わせてもらっています。

(2024年5月 追記) はくちゃんに付き添ってショー出陳していた前シーズン、知らぬ間にこつこつポイントをためていたようで・・・先日、今シーズンが始まった一番最初のショーがGWに幕張メッセでありました。

なんと初日にALL BREED(全猫種)で奇跡のBEST CAT(1位)をいただきました。

というわけで、梅酒は2024/05/03にTICAの最高タイトルであるSGCに昇格しました。

はくちゃんのお付き合い出陳でしたが通算6回でSGCに上がれたのは、何気に梅酒さん、すごいやん!ってなりました笑

【キャットショー豆知識】 TICAのショーにおいて、最高タイトルであるSGCになるには、複数のジャッジから評価(ファイナル選出)を受け、QGC(最高タイトルの1つ手前)の資格を持った上でタイトルポイントを6.000点+ファイナル(決勝戦)でBEST CAT(1位)にならなければなりません。ALL BREED(全猫種)でもSPECIALTY(長・短毛種別)でもCONGRESS(特別リング)でもBESTならどのリングでも構わないのですが、激戦のチャンピオンシップのALL BREEDでBEST CATになることはとてもとても大変なことです。ただ単にポイントを積み重ねても取れるものではないので、そこがCFAや他団体との違いでもあり、TICAの難しくも面白いところです。

おまけに、2023ー24シーズンから日本はIsolated Aria(孤立した特別地域)から外れたので、獲得ポイントを今までの倍とらなくてはならなくなりました。2022-23以前にSGCを獲得した猫が簡単だったと言うわけではありませんが、間違いなくこれまでより難しくなったことは否めません。

現在、TICAでSGCになることは相撲で言うところの横綱のようなもの、と言えばわかりやすいでしょうか?それほど大変なものです。

梅酒は、もちろんSGCを目指してましたが、QGC止まりか若しくは相当に時間がかかるものと覚悟してたので、今回は奇跡に近い出来事だったと思います。頑張ってくれた梅酒にはたっぷりご褒美をあげました。そしてこれに驕らず、日々精進してまいります。

甘えん坊で寂しがりの梅酒は、芸能人で例えるなら...村重杏奈かな?

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才谷 梅太郎【さいたに うめたろう】        Lisio Umechante “Saitani” Umetaro / Neuter

愛称 うめたろー、タロちゃん、たろりん、才谷さん

我が家で産まれたロシアンブルー第1号です。坂本龍馬が幕末、京都で使用していた変名(偽名)から名をいただきました。

主人がとりわけ目をかけている猫さんで、主人にとっては目に入れても痛くない特別な存在で相棒。  彼は出産前のレントゲンで映らず、てっきり一人っ子だと思っていたら、まさかの2頭目として産まれました。それもそのはず、産まれた時に超未熟児で、50g切るほどしかありませんでした。同胎の女の子は90g弱と倍ほどあり、その影に隠れて小さな彼はレントゲンには映りませんでした。

40g台の未熟児はなかなか育たない事も多いものですが、何故か彼は元気いっぱいで、最初の内こそ日々奮闘して育て、姉猫との体重差もあるので苦労しましたが、1週間もする頃には良く動いて哺乳もなしで、あまり心配することも無く。その後は母乳も良く飲んでくれてスクスク育ち、生後2か月の頃にはほとんどサイズは同じになってました。 しかし彼は健康上は問題なかったのですが、若干の不安要素が残る子でした。これに関してはブログに詳細を書きますので、興味のある方はそちらをお読み下さい。
2家族、梅太郎を迎えたいと仰って頂きましたが、この不安要素のため丁重にお断りして我が家に残す事にしました。

彼は当初から、繁殖ラインに入れる事もショー出陳も考えていませんでしたので、家庭猫(ペット)として主人に甘やかされ、今では立派な体格に成長。そして彼は違いのわかる男で、グルメです。お気に入りのものしか食べません。それもこれも、主人が甘やかした結果です。
彼はモデル体型というか、去勢手術後もスタイルをキープして男前街道まっしぐらでしたが、最近は若干お太りになられた様です。

才谷というミドルネーム付きで名をつけたのも、かの坂本龍馬も小さい頃は貧弱で泣き虫、その後免許皆伝にまでなる立派な剣士に成長し活躍したのはご存知の通り。その強い生き方にあやかった名前だということもあります。


芸能人で例えるなら、私と乳母は竹野内 豊だと思ってますが、主人はブラッド・ピット以外考えられへんと言ってます。

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ミラビリス 【ミリィ】           CFA CH.    Starchild(ren) Mirabilis of Lisio / Spey

愛称 ミリちゃん、ミリ、みぃたん

 彼女は唯一「梅」シリーズではありません。というのも、彼女は友人ブリーダーからの永遠のお預かり猫さんだからです。
 古くから仲良くさせてもらっている方の諸事情により、うちが引き継いだ形になっています。その方の愛情深い思い入れもある子なので、敢えて名義変更などは行わず、現時点で共同オーナーという事になるでしょうか。2019年に、当時2歳で我が家にやって来て家族の一員になりました。

 彼女はシャイという言葉はこの子のためにあるのか?というほどナイーブで繊細。非常に頭も良く、人の言動や態度など、しっかり見ています。
 どの部屋も行き来自由なのですが、梅千代さんが大きくて怖いらしく、出会う確率の高いリビングにはほとんどやって来ません。気に入った場所からあまり動かない性質です。

 我が家では1度出産をしましたが、交配には不向きな子だと判断したので、親ブリーダーさんとも相談をし、早々にご隠居になられました。
 食欲旺盛で体はとても丈夫、健康そのものですが運動が大嫌い。できるだけ上下運動をさせてますが、避妊手術後はかなりお太りになられ、今はころんころんの体型になりました。ですが元々は抜群のスタイルで超エレガント、色白なとても美しい猫さんでした。太ってしまっても、現在でもお顔の美しさはピカイチです。

 彼女のプライドを傷つけてはいけないので、紹介写真はお顔だけのものにしました。スマホを向けるのをとても嫌がるので、こちらを向いた写真はほとんど撮らせてくれませんが、この紹介写真は割と最近のものです。

 他の猫とも絡むのが苦手なので、孤高の美女です。ただ他の猫たちはお構いなしに寄っていきますので、当初は そばに来ないで!と怒っていましたが、諦めの境地か2、3年経った頃から怒らなくなり、ため息だけつく様になりました。諦めてるけどため息はつくのねって感じです。現在は他の猫たちとも仲良く一緒に寝ていたりもします。

 彼女は1番大きなキャットタワーのてっぺんで外を眺めるのが大好きです。大体は日向ぼっこして寝て1日を過ごし、他の猫たちが走り回るのをタワーの上から眺めてのんびりしています。そして極度の寒がりさん。冬は専用コタツに篭もりっきりになり、私たちはそれを冬眠と呼んでいます。


クールビューティな彼女は芸能人で例えるなら、氷の微笑のシャロン・ストーン。

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梅千代【うめちよ】    Deermark Umechiyo of Junfield / Spey

愛称 うめっちょ、ちょーちゃん、うめぴよ

 彼女の名の由来は、昔ペットで飼っていたジャパニーズ・ボブテイルの千代美という子から2文字もらって付けました。

 スコティッシュフォールド・ロングヘアの立ち耳の女の子で我が家の長老さんです。 彼女はホワイトによる聴覚障害を持っていて、オッドアイホワイト(左右の眼色が違う白猫)で両耳が全く聞こえません。無音の世界で生きてます。プライベートでも仲の良い友人ブリーダーの家で産まれました。

 聴覚障害のある猫さんは、ロシアンブルーとの共存は本来なら難しいと言えるかと思います。まるで往年のトムとジェリーで、もちろんジェリーがロシ達。ちょろちょろ機敏なロシ達が小馬鹿にするので、彼女は常にロシ達を追っかけます。 耳が聞こえない事をロシ達は知っているのか分かっていないか、そして走ってもおっとり系のスコはロシに追いつきませんので、大体はロシに軍配が上がります。

 彼女は密生した深いダブルコートでおまけに長毛、年老いても毛ぶきがとてもいいので当たり前に暑がりさんです。そのため彼女が主にいるリビングは、冬でも温度設定を低めにしています。

 機敏なロシ達とは、基本は距離を置いて生活していますが、彼女がゆっくり出来ないので…とはいえうちはケージを使用しないので、自然と1人になれる場所を好む様になりました。歳をとってから1人になりたがる時間も増えました。

 冬の風呂場は寒くて快適の様で、夏場は浴室冷房をつけてあげ、最近はそこが彼女の専用部屋です。人が入浴する時と、浴室乾燥を使用する時だけご退出をお願いしています。 
 ロシ達も追い掛けられずにゆっくりしたい時があるので、我が家では住み分けをしてもらっています。猫の運動場と、お産している母子部屋には梅千代が入れない様、廊下にラティスとタワーで区切りを付けています。ずんぐりむっくりのスコはその高さを越えられないので、そしてロシ達は部屋移動に上下運動もできるので、一石二鳥のシステムになっています。
 ただ不公平なのは、彼女がロシ達のいる部屋に行けないのに対し、ロシ達は気にせずリビングや風呂場に行くので、若干ロシ達に有利なシステムですね。シニアの彼女はそこまで運動量もないので、我慢していただいてます。 その代わり、夫婦の寝室には出入り自由にしています。ここは梅太郎以外のロシ達にはご遠慮いただいてる場所です。
 これで梅千代さんもご納得いただきました。

 この神秘の白猫さんのお話は、ブログにて詳細を書き残しています。プロは読んでも既知の事なので面白くないと思いますが、一般の猫好きさんなら話のタネにはなると思います。ロシアンブルーとは全く関係ない話ですが、白猫の不思議をお知りになりたい方は是非ブログでの「白猫さんのお話」を読んでください。


彼女を芸能人で例えるなら、浅香光代か野村サッチーでしょうか。古いな…笑

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梅小町【うめこまち】               TICA QGC / CFA CH   Ammycrystal Umecomachi of Junfield / Spey

愛称  コマチ、ちーちゃん、チー、こまっちゃん

 彼女の名は、梅のつく名前でという条件を出して、姉一家が考えた名前です。京風の名前にしたかったみたいです。

  彼女はブラウンタビーのアメリカンショートヘアの女の子です。ちょっと説明がややこしいですが、私の子ブリーダーが孫ブリーダーに当たる所から子返しされた後、我が家へやってきました。つまりうちの血統ラインの孫にあたる子です。そしてうちの最後のアメリカンSHになります。

 実姉との共同所有で、オーナー名は旧姓の私と姉の名になってますが、家族4人暮らしの姉一家の所に居住しています。
 姉の家は、同じ京都市で南区の吉祥院という地域で、我が家からは車で15分くらいの所です。

 姉の家には元々うちのスコが行ってましたが、長生きだったその子(享年19歳)も10年ほど前に天寿を全うし、しばらく猫なし生活だった姉一家のみんなが、あまりにも寂しがって猫をくれ~猫をくれ~と嘆くので、梅小町を共同所有にして姉に託したのがきっかけです。その後は家族全員に甘やかされ、元気に暮らしております。

 ショーへは8、9年前だったかな…そこそこ成績もよく走りかけていたのですが、ある時ショーから帰った翌日から目がおかしくなり、片目がやられてしまいました。うちのラインのアメリカンはお顔が潰れていて目が出ているのが特徴…なので目の病気はもらいやすいのはあるのですが、病院では後天性のヘルペスの一種と診断され、他の猫からもらったものと推測されました。しかし、迎えた日から姉の家に直行で我が家へは来たことがなく、その時点で過去一度も我が家に立ち入った事がない。もちろんうちに同じ症状の猫は居ませんでしたし、私から移した訳でもない。姉の家でも1匹で飼われているので他の猫と全く接触がない、接触があったとするならショー会場しか有り得ない状況(お隣の猫とジャレていた)だったので、恐らく会場でもらったのだろうと獣医師にも言われました。ヘルペスウィルスは割とどこにでも浮遊しているので密室状態なら有り得るとの事でした。
 ショー会場は猫が脱走してはいけませんから扉も窓も閉め切りです。それに出目は病をもらいやすいですからね。もちろん皆さん大切な猫を出陳しているので、健康管理には気をつけておられますが、残念ながらこういった病をもらう事も稀にあるのが、不特定多数が集まるショー会場です。
 これがきっかけでショー出陳は引く事になり、それまで貯めたグランドポイントなど諦めざるを得ない状況になってしまいました。CFAとTICAでダブルでタイトルを狙おうと思っていたので残念ですが、致し方ない…。
 子ブリーダー達がうちのラインを繋いでいってくれてるので、もう残さなくても良かったのですが、彼女はタイプも良く、性格も抜群だった上にうちのアメリカンのラストだったので最後に交配も考えていました。しかし目の治療に時間も掛かり、その間にどんどん歳をとってヒートを飛ばすのも可哀想になり、結局一度も出産しないまま避妊する事にしました。

 しかし彼女は天真爛漫、とても愛想が良くて性格の良い、素晴らしいタイプの女の子です。今も姉の家でチヤホヤされて可愛がられています。

 目のことは、幸いその後に猫の目の専門病院で完璧に治してもらい、時間は掛かりましたが根治しました。今はもう問題ありませんので、姉一家が長期で留守にする時などはお預かりする事もあります。2、3年に1度ほどしか我が家へは来ませんが、ロシ達に吠えられても我関せずとのほほ〜んとしていて、ちっとも気にせず普通に大飯を食らって帰っていきます笑  ……大物です。


芸能人で例えるなら、チャン・カワイ?男の人ですが…笑

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