本人に了解を得ていませんので笑 一応顔出しNGってことで。左側が主人、右側が乳母です。ちなみに猫はキツン時代、大阪のキャットショーでの生後5ヶ月時のはくちゃんです。
通称 乳母と呼んでいる彼女は、私の幼なじみでSちゃんと申します。今の住まいに転居した折、一身上の都合により私たち夫婦と同居しておりました。2年ほど一緒に暮らし、現在は我が家から徒歩5分くらいの味噌汁の冷めない距離に住んでます。つまり今もご近所さんではあります。
元々幼なじみですので親同士も仲が良く、一緒に暮らす前から正月など家族が集まる時には合同で食事会をしたり、家族ぐるみのお付き合いではありました。彼女は早くに父親を亡くしたので、それ以降私の実父が父親代わりとなり、今では実娘の私より父親に可愛がられています。我が家へも合鍵を使って勝手に入室できる様になっていますので、頻繁にうちに来ます。
分かりやすく言うと、家族みたいなもんです。うちへ来てはご飯を食べ、お菓子を漁って帰ります。
猫たちも小さい時から彼女を完全に認識していて懐いており、おまけに何時間も一緒に遊んでくれるので、うちの猫たちは彼女の事を友達と思っています。彼女が来るとみんなテンションが上がり、おもちゃを咥えて遊ぼう!と駆け寄り、こっちこっち!と運動場へ誘います。そのくらい、懐かれてます。
彼女は小さい時から猫を飼っていて、猫のお産や子猫の扱いにも慣れており、本職はおたんこナースですがベテランの看護師で医療知識も豊富です。私の持病の管理から、腰痛持ちの私に代わって掃除を手伝ってくれます。代わりに、料理が苦手な彼女のために手作りご飯を提供している、要はウィン・ウィンの関係です笑
私たち夫婦が仕事やショーで長時間留守にする時や、旅行で家を空ける時、今回の様に子猫が生まれていて目が離せない時、色んな場面で猫の面倒を見に来てくれる頼もしい存在です。その間はうちに泊まり込み。職場へも我が家から通うのですが、基本は予定が前もって分かっている時はシフト調整して休みも合わせてくれてます。
数年に1度、乳母とも旅行に行ったりします。その時は私の姉が泊まり込みで猫の世話をしに来てくれます。ブリーダーをしていると中々旅行にも行けないですが、私はプライベートも大事にしたい派なので…こうやって周りのみんなに助けられて感謝しかありません。
余談ですが、
私の実家の猫の第1号は、乳母の実家で産まれた子猫をもらったのが始まりでした。当時、実家は築100年以上の古い家なのでネズミが出て困っていたところ、産まれた子猫を譲ってもらい、解決に至りました。実際はネズミを捕るわけではないのですが、飼い始めた途端いなくなりました。昭和な話です笑
現在はネズミなんて出る家もほぼないでしょう。しかし猫がいるってだけで居なくなったのですから、猫様様です。その事がきっかけで家族は猫を崇め笑、猫の魅力に取り憑かれ、最近までずっと猫を飼い続けてました。保護した猫がほとんどですが、私は早くに独立したため17歳までしか実家には居ませんでしたので、実は実家の猫とは家を出て以降あまり関わりはなかったです。
乳母からもらった猫は、長生きでしたが何十年か前に亡くなり、その時も乳母は見舞ってくれて、最期も一緒に居ました。今となっては懐かしい思い出です。
もし万が一、私たち夫婦に今後何かあっても、我が家にいる猫たちはこの乳母と姉が引き取る手筈になってます。人生、何があるか分かりませんので、こういった遺言は動物を飼う以上、考えておくのが宜しいかと思います。
乳母は、キャットショーにも近場で休みが合えば、一緒に来ることもあります。そしてブログには乳母が時おり登場しますので、今後ともご贔屓に。
Comentarios